院長挨拶
自分が歯科医になろうと思ったきっかけは小さい頃から、循環器内科の専門医である父の背中を見ていたことが大きいのかもしれません。
幼稚園から悪ガキであった私は将来のことなど全く考えずに高校生になっていました。高校三年夏になってもテニス部で走りまわって、夜になると友達と遊び歩いてました。
当然受験にも失敗し浪人生のときに医療の道に進もうと思ったくらいです。なんとか歯科大に受かり高い授業料なので留年でもしたら大変だと試験前は必至に勉強しました。
歯科の中でも診療科目が沢山あり勉強していると将来どの科目に入ろうかと悩むようになりました。
いかに患者様の歯を長持ちさせるかを考えると、入れ歯を勉強するより予防や歯周組織再生を勉強した方がよいと思い、昭和大学の中でもセブンイレブンといわれ朝7時から夜11時までハードに研究や勉強を強いられる歯周病学教室大学院に入ることにになりました。
友人からはお前があそこの教室に入って大丈夫か?と心配されましたが…
無事、博士号も取得し専門医の資格も得ることができましたが、今度はいくら最先端の歯周治療を勉強しても保存不可能な歯に対してはやはり抜歯しなければなりません。
そこで必要になってきたのがインプラント治療です。
基本的に歯周組織再生療法の応用でインプラント治療は行えるので会得に時間はかかりませんでしたが、やはり最新の情報を得るには日々の勉強と学会などセミナーに多く参加しなくてはなりません。
学生時代より歯医者になってからの方が沢山勉強しています。
大学の歯周病学教室を出てから下北沢で院長を4年弱していましたが、結婚と子供の誕生を機に独立をすること決意しました。
いつも田園都市線を利用していた、田園都市っ子の私は特に青葉区の生活環境の良さから、いつか歯科医院を開業して自分の学んだ最新の技術をこの地域の方に提供しようと考えていました。
そして運よくたまプラーザ駅、徒歩1分の場所に良いテナントが見つかったので、夢の青葉区「本宮歯科医院」を開設することになりました。
歯科医になって、父と同じ先生とよばれる立場になり父の偉大さを知りました。
患者様に対して常に質の高い治療技術と医療サービスを提供するには日々の努力が必要だと、これからも父の背中を追っかけていつか抜ける日を楽しみにしています。